Ethereum Name Service/ENS(イーサリアム・ネーム・サービス)とは、Ethereumウォレットのアドレスに付けられた、人間が読める名前のことです。
この記事では、LedgerでENS名を登録、管理、および保護する方法について説明します。2つの方法があります。
- Ledgerデバイスに接続されたMetaMaskウォレットを使用してENS名を登録する。
- Ledger Liveを使用してENS名を登録する。
事前準備
- ウォレットに少なくとも50ドル相当のEthereumがあることを確認する。
- Ledgerデバイスのファームウェアをアップデートする。
- MetaMaskを使用している場合は、ウォレットとLedgerデバイスが接続され、設定されていることを確認する。
- Ledger Liveを使用している場合、LedgerデバイスとLedger Liveが接続され、設定されていることを確認する。
MetaMaskとLedgerデバイスでENS名を登録する
- https://app.ens.domains/に移動する。
-
希望の名前があるかどうか確認する。これを行うには、検索バーに入力し、希望のENS名を入力して「Search (検索) 」をクリックする。
-
名前が利用できない場合は、名前の左側にグレーの縦棒が表示されます。
-
名前が利用可能な場合は、名前の左側に緑の縦棒が表示されます。
-
名前が利用できない場合は、名前の左側にグレーの縦棒が表示されます。
- 利用できる名前が見つかったら、それをクリックします。その後、登録ページに移動します。
-
名前を所有したい年数を記入する。
最低1年間ですが、登録期間の延長はいつでも可能です。一方で、長期間の設定を選択すると、毎年ガス代を支払う必要がなくなります。
-
「Request to Register」をクリック。
ウォレットアカウントに十分な資金がない場合、このボタンをクリックすることはできません。
- 右上隅に、MetaMaskウォレットボックス が表示され、トランザクションを確定するように求められる。
- 希望のガス代を選択するか、デフォルト設定(平均/Average)のままにする。
- 「Confirm」をクリックしてトランザクションを承認する。
これにより登録プロセスが開始されますが、完了するまでに時間がかかる場合があります。登録の進行状況を示す緑色のバーが表示されます。この操作中にブラウザを閉じないでください。
取引完了後、同じ名前で他に登録しようとしている人がいないことを確認できるまで、待機する必要があります。
待機時間が終了すると、登録をクリックして3番目のステップに進むよう求めるメッセージが表示されます。.
ここで登録しましょう。
- 「Register」をクリック。MetaMaskウォレットボックスが再び開きます。登録を完了するには、2回目のトランザクションの支払いを行う必要があります。
- 「Confirm」をクリックして、プロセスを終了します。トランザクションが保留中であるという通知が表示されます。
トランザクションが確定されると、お客様独自のENS名が登録されます。
Ledger LiveとLedgerデバイスでENS名を登録する
- https://app.ens.domains/に移動する。
- トランザクションを処理できるように、Ledger Liveに接続する必要があります。これを行うには、左上隅に移動し、「接続(Connect)」ボタンをクリックします。
-
WalletConnect(ウォレットコネクト)との接続を選択する。次の2つのオプションが表示されます。
- QRコードをスキャンして接続するか、
- デスクトップ経由で接続する。
-
デスクトップ経由で接続することを選択し、Ledgerアイコンをクリックする。
- Ledger Liveで、接続するEthereumアカウントを選択する。このアカウントには、ENS名とガス代の支払いに十分な資金が必要です。
- 「接続」をクリックする。
-
ENS ページに戻り、希望する名前が使用可能かどうかを確認する。検索バーに、希望するENS 名を入力し、「Search(検索)」をクリックします。
- 名前が利用できない場合は、名前の左側にグレーの棒が表示されます。
- 名前が利用可能な場合は、名前の左側に緑の縦棒が表示されます。
- 名前が利用できない場合は、名前の左側にグレーの棒が表示されます。
- 利用可能な名前が見つかったら、それをクリックする。登録ページに移動します。
-
名前を所有したい年数を記入する。
最低1年間ですが、登録期間の延長はいつでも可能です。一方で、長期間の設定を選択すると、毎年ガス代を支払う必要がなくなります。
-
「Request to Register」をクリックする。
ウォレットに十分な資金がない場合、このボタンをクリックすることはできません。
- Ledger Liveに移動すると、トランザクションの詳細を含む「送付」ウィンドウが表示されます。
- 「続行」をクリックして次に進む。
- Ledgerデバイスのロックを解除し、トランザクションを承認。
これにより登録プロセスが開始されますが、完了するまでに時間がかかる場合があります。登録の進行状況を示す緑色のバーが表示されます。この操作中にブラウザを閉じないでください。
取引完了後、同じ名前で他に登録しようとしている人がいないことを確認するために、待機する必要があります。
待機時間が終了すると、「登録をクリックして3番目のステップに進むよう求めるメッセージが表示されます。.
ここで登録します。
- 「登録(Register)」をクリックします。これにより、Ledger Liveで2番目のトランザクションが開始されます。
- 「送付」ウィンドウに、トランザクションの詳細が表示されます。「続行」をクリックします。
- Ledgerデバイスでトランザクションを認証および承認し、プロセスを完了します。
トランザクションが保留中であるという通知が表示されます。トランザクションが確定されると、お客様独自のENSが登録されます。
Ledger Liveからポートフォリオ(Portfolio)にアクセスすると、NFTとしてお客様のENS名が表示されているのが確認できます。これは、eth名が実はNFTだからです。もし、それを送ったり、OpenSeaのようなプラットフォームで取引したい場合は、他の非代替性トークン(non-fungible token/NFT)と同じように行うことができます。
- お客様のENS名を見つける。
- 「Add/Edit Record」をクリックする。
- 「Add Record」 をクリックする。
- アドレスドロップダウンメニューで、「Other Addresses」 をクリックする。
- その横の「コイン(Coin)」ドロップダウンメニューに、追加できるコインのリストが表示されます。追加するコインを選択します。
- コインのアドレスを入力し、「保存(Save)」をクリックします。
- トランザクションが完了するのを待ちます。
以下の手順で、必要な数だけアドレスを追加します。