この記事では、新しいLedgerデバイスまたは既存のデバイスがリセットされた後に、パスフレーズで保護されたアカウントを復元する方法について説明します。
パスフレーズで保護されたアカウントの復元
- リカバリーフレーズとパスフレーズを入手する。
- こちらを参照して、リカバリーフレーズを新しい(またはリセット済み)Ledgerデバイスに復元する。
- Ledgerデバイスで、同時に両方のボタンを押し続けてControl Centerを開く。
- Settings(設定) > Security(セキュリティー) > Passphrase(パスフレーズ) > Set up Passphrase(パスフレーズの設定)を選択する。
- Attach to PIN(PINに紐付ける)を選択する
- パスフレーズPINを確定する。古いパスフレーズPINを使用することも、新しいパスフレーズPINを選択することもできます。
- 既存のパスフレーズを入力する。
- デバイス画面上のスペルを慎重に確認し、パスフレーズを確定する。
-
現在のPINでパスフレーズを確定する。これは、デバイスの初期設定時に選択したPINです。
デバイスにProcessing(処理中)、Passphrase set(パスフレーズが設定されました)の順に表示されます。 - デバイスの電源を切り、再びオンにしてから、パスフレーズPINを使用してデバイスのロックを解除し、パスフレーズの秘密鍵をデバイスに読み込む。
- Ledger Liveを開き、アカウントタブに移動し、+アカウントを追加ボタンを使用してパスフレーズアカウントを追加する。これで完了です。
ご存知でしたか?
- Ledgerデバイスによって作成されたリカバリーフレーズとパスフレーズはすべて、 BIP39規格に準拠しています。
- そのため、サードパーティーのハードウェアウォレット(TrezorやColdCardなど(で作成されたリカバリーフレーズ+パスフレーズをLedgerデバイスにインポートできます。
- 一方で、LedgerリカバリーフレーズとパスフレーズアカウントをBIP39対応のハードウェアウォレットに安全に復元することも可能です。
- ソフトウェアウォレット(MetaMaskなど)によって作成されたリカバリーフレーズをLedgerデバイスにインポートするのは安全ではありません。詳しくはこちら。