この記事では、LedgerのEthereum (ETH)アカウントをMetamaskに接続する方法を解説しています。
事前準備
- このリンクから、Ledger Liveを最新バージョンにアップデートする。
- LedgerデバイスをLedger Liveに接続し、最新のファームウェアバージョンを実行していることを確認する。
- Ledgerデバイスに最新バージョンのEthereum (ETH) アプリがインストールされていることを確認する。
これらの手順の完了後は、MetaMaskと競合する可能性があるため、必ずLedger Liveを終了してください。
動画による説明
Ledger Ethereum (ETH) アカウントをMetaMaskに接続する
- https://metamask.io/download/に移動し、ブラウザに「MetaMaskをインストール(Install MetaMask)」をクリックする。
- 次に、ブラウザにMetaMask拡張機能を追加する。
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拡張機能をブラウザに固定(ピン留め)し、「Create a new wallet(新しいウォレットの作成)」を選択する。
重要なお知らせ
LedgerデバイスでのMetaMaskの使用に関する重要な注意事項をお伝えします。
- 「Import an existing wallet(既存のウォレットをインポートする)」オプションを使用して、Ledgerの24単語のリカバリーフレーズをMetaMaskにインポートしないでください。そうしてしまうと、Ledgerデバイスがホットウォレットになり、資産のセキュリティが損なわれてしまいます。
- また、MetaMaskが提供する秘密のリカバリーフレーズをLedgerデバイスにインポートしないでください。MetaMaskフレーズはオンラインで生成され、コールドストレージ目的では安全ではありません。
- 規約に同意し、パスワードを選択して、「Create a new wallet(新しいウォレットを作成する)」を選択する。
- Ledgerウォレットを使用しているため、MetaMaskウォレットを保護する必要はありません。「Remind me later(後で通知する)」を選択し、「Skip」を選択する。
- 「Got it!(わかった!)」を選択する
- ではLedger Ethereumアカウントを接続しましょう。設定を開き、「Connect hardware wallet(ハードウェアウォレットを接続)」を選択する。
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Ledgerデバイスをコンピューターに接続する。Ledgerデバイス上でEthereumアイコンに移動して、両方のボタンを同時に押し、Ethereum (ETH) アプリを開く。
Ledgerデバイスに「Application is ready」と表示されます。
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「Ledger」を選択し、 「Continue」をクリックする。
しばらくすると、アカウントアドレスの一覧が表示されます。これらは、お客様のLedger Ethereumアカウントです。 -
ボックスにチェックを入れてアカウントを選択したあと、「Unlock(ロック解除)」をクリックする。
どのアカウントを選ぶべきですか?
- Ledger Liveで作成した最初のEthereum (ETH) アカウント(Ethereum 1)がリストの一番上に表示されます (インデックス1)。
- 複数のボックスにチェックを入れて「Unlock(ロック解除)」を選択すると、同時に複数のEthereumアカウントを作成できます。これは、Ethereum資産を分離したい場合に便利です。詳細はこちら。
- これで完了です。MetamaskにLedgerデバイスのEthereumアカウントとETH残高が表示されます。Metamaskに接続されている全てのLedgerアカウントは、LEDGERタグが表示されます。