この記事は、最初のLedger Ethereum (ETH) アカウントを設定する際にご活用ください。
EthereumアプリはLedgerによって開発、サポートされています。詳しくはEthereumウォレットのページを参照してください。
事前準備
- コンピューターにLedger Liveをダウンロードしてインストールする。Ledger Liveの開始方法については、こちらをご覧ください。
- Ledger Liveを開き、Ledgerデバイスを「管理」に接続してLedgerデバイスが最新のファームウェアバージョンを実行していることを確認する。
- Ledger Nano S / Nano S Plus / Nano Xの ファームウェアをアップデートする。
Ethereum (ETH) アプリをLedgerデバイスにインストールする
- Ledger Liveを開き、「管理」タブに移動する。
- Ledgerデバイスを接続してロックを解除する。
- 必要な場合は、デバイス上で許可する。
- アプリカタログでEthereum(ETH)アプリを検索します。
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インストールボタンをクリックして、Ledgerデバイスにアプリをインストールする。
- LedgerデバイスにProcessing.と表示されます。
- Ledger Liveにインストール済みと表示される。
最後の手順
- Ledger Liveで、最初のEthereum(ETH)アカウントを作成する。詳細はこちら
- LedgerのEthereumアカウントでETHとERC20トークンを受け取る。詳細はこちら。
- LedgerのEthereumアカウントからETHとERC20を送る。詳細はこちら。
- ERC20トークンについての詳細はこちらでご確認いただけます。
- ERC20トークンの管理方法について学ぶ。
- LidoでETHをステーキングして報酬を獲得する。詳細はこちら
ブラインド署名を有効にする。
この設定の名称は、分かりやすくするためにContract DataからBlind signingに変更されましたのでご注意ください。
- Ledgerデバイスを接続してロックを解除する。
- Ethereum のアプリを開く。
- 右ボタンを押して、「Settings 」に移動する。その後、両方のボタンを押して有効にします。
- Blind signingの設定で、両方のボタンを同時に押してトランザクションのBlind signingを有効にします。
デバイスにEnabled(有効)と表示されます。
Blind signing(ブラインド署名)を有効にする際の注意事項
- Blind signingの有効化は、スマートコントラクトを含むトランザクション(例:分散型取引所でのトークンスワップなど)に署名する場合にのみ必要となる高度な機能です。
- 使用後は、Blind signing(ブラインド署名)を無効に戻すことをお勧めします。
- Blind signingは、ファームウェアのアップデート後、またはEthereum (ETH) アプリのアップデート後に自動的に無効になりますのでご注意ください。
- Ledger Liveの「管理」からアプリを手動でアップデートした場合や、アプリの再インストールが必要となるファームウェアのアップデート後に発生する可能性があります。上記の手順を実行することで、必要に応じてブラインド署名を再び有効にできます。
ガスの使用について
- トランザクションの手数料として支払われるEthereumイーサリアム(ETH)はガスと呼ばれます。
- ガス代:ガス1単位あたりのEthereumの消費量。これによってトランザクションの速度が決まります。
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ガスリミット:支払うガスの単位数の上限。ガスリミットの設定を低くしすぎると、ガス欠でトランザクションが拒否される可能性があります。ETH相当の燃焼ガスだけが残高から差し引かれ、送金されるはずだった金額がアカウントに残ります。
トラブルシューティング
ETHを誤ってEthereum ClassicなどのEthereumベースのアカウントに送金してしまった場合は、Eth recoveryアプリを使って取り戻すことができます。Eth recoveryアプリの使い方については、こちらの記事を参照してください。