LedgerデバイスにDigiByteアプリをインストールすると、Ledger LiveでDigiByte (DGB) を管理できるようになります。DigiByteアプリはLedgerによって開発、サポートされています。 詳しくはDigiByteウォレットのページをご参照ください。
事前準備
- デバイスでLedger Liveをセットアップする。
- Ledger Nano S / Nano S Plus / Nano Xの ファームウェアをアップデートする。
手順
- Ledger LiveでMy Ledgerを開く。
- デバイスを接続してロックを解除する。
- 必要に応じて、My Ledgerによるデバイスへのアクセスを許可する。
- アプリカタログでDigiByteを検索する。
- アプリのインストールボタンをクリックする。
- インストール画面が表示される。
- デバイスにProcessing...と表示される。
- アプリのインストールを確認する。
DigiByteアプリは、拡張公開鍵(xpub)をU2F互換ウェブブラウザ(Chrome、Opera、またはFirefox)内のウェブアプリにエクスポートできます。xpubから、すべてのパブリックアドレスを作成できるため、機密性の高い情報です。
公開アドレスを誤って共有しないように、公開鍵をデフォルトでエクスポートする際には、デバイス上で手動認証を行う必要があります。この設定は、以下の手順で変更可能です。
- DigiByteアプリを開く。
- Settings > Public key export approvalを選択する。
- 以下の2つのオプションのいずれかを選択:
- Manual approval (手動):公開鍵をエクスポートする際に、デバイス上で認証する必要があります。
- Auto approval (自動):公開鍵のエクスポートは自動的に承認されます。
Ledger LiveでDigiByteアカウントを追加すると、アドレス形式はデフォルトでNative SegWitに設定されます。SegWitやLegacyなどの古いアドレス形式でDGBを受け取る必要がある場合は、デフォルトのアドレス形式を変更できます。
デフォルトのアドレス形式を変更:
- アカウントステップの「新規アカウントの追加」セクションで、「すべてのアドレスタイプを表示」のスイッチをオンにする。
- 以下のいずれかのアドレス形式を選択:
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Native Segwit(デフォルト):Native Segwitアドレスはdgb1から始まります。SegWitアドレスの利点に加え、アドレスのタイプミス等の間違いの検出や、より安い手数料での利用が可能になったbech32アドレスです。
取引所がNative Segwitアドレスへの送金をサポートしていない場合は、通常のSegwitアカウントを一時的に追加して送金を行い、取引所にNative Segwitアドレスへの送金をサポートするようリクエストできます。
- Segwit:SegwitアドレスはSから始まります。 Segwitアップグレードにより、ネットワーク手数料が削減され、ハードウェアウォレットでのトランザクション署名が高速化されるほか、ライトニングネットワークなどのセカンドレイヤーソリューションが可能になります。デフォルトの設定では、Ledger Liveに追加される新しいアカウントはSegwitアカウントとなります。
- Legacy:LegacyアドレスはDから始まります。これはDigiByteの元のアドレス形式です。新しいLegacyアカウントを、Ledger Liveに直接追加できるようになりました。これまでのように、Ledger LiveにLegacyアカウントを追加するためにサードパーティのウォレットを使用する必要はありません。
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Native Segwit(デフォルト):Native Segwitアドレスはdgb1から始まります。SegWitアドレスの利点に加え、アドレスのタイプミス等の間違いの検出や、より安い手数料での利用が可能になったbech32アドレスです。
アドレスのプライバシーについて
DigiByteのトランザクションはすべて公開されています。プライバシーを保護するため、同じアドレスの再利用は避けてください。 Ledger Liveは、新しいアドレスを自動的に作成し、過去に使用されたアドレスを追跡します。 過去に使用されたアドレスも引き続き有効ですが、最適なレベルのプライバシーは維持されません。